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恋人たちの森

気温 17℃

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恋人たちの火は 太陽も月も無い
 鈍い黄金色の果物と
   薄赤い 花から発する光の中に
  映し出された 
    黒い華麗な森の中でもえ
 その炎はいつの日が来ても 消えることが
  無かった。
 
                        義童

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19歳の時に読んだ 恋人たちの森 (森 茉莉 著)
その世界は私とは無縁のものだったが
確かにギドウとパウロはいた。

 「或日の午後、 その建物から出て来て、薔薇色の車に飛び乗った若者がある。
  肉の引き締まった細い体で、魚のように身のこなしが素早く・・・、
 
  十七か十八にはなっていない。
  素早く車の前後を見定めた若者の眼はひどく美しくて、夢見るようだが、中に冷たい、
  光りがある。 その眼は嫩い、磨ぎ澄ましたような美貌の
  幾らか反り気味の小ぢんまりした鼻の、鼻梁の陰に嵌めこまれていて、
  鋭い面を持った工芸品に象眼した宝石のようである。
  従順で冷淡で、だが充分に抜け目のない、捷い眼である。
  
  その夜寝台の上で、優しい腕でキドウの首を巻き、ギドウの顔を優しい手で
  囲うようにして、その片頬に自分の頬を擦りつけたパウロの愛らしさは、
  可憐で、やさしく、・・・・・ 

  深い夏の、濃く厚い、無花果の葉の陰に、
   優しい小蛇はその黄金色の薄い光を、ひそめたのだ。」


ロジェ・ギャレの石鹸、巴里製のブリヤンチン、薄紫の透明な固形の荒れ止め、
4711番のロオ・ド・コロオニュ 
珈琲を滴らせたような色の薄いスウェーター
タオル一枚  ガラス瓶に至るまで茉莉は夢見る乙女のように描いた。

ギドウとパウロがギランとレオになってもその世界は変わらない。

何年も何十年も経ち忘れた頃 フッとこの本が現われる。
セピア色のぺージを捲ると19歳の頃に戻れた。
其の頃 付き合っていた年下の彼がフランスの血を受け継いでいるような
長い睫毛と巻き毛の綺麗な肌をした人だった。
その思い出とこの本は一対となって私の一部になっていた。

先日 贅沢貧乏 森茉莉
ぼやきと怒りのマリア 森茉莉 小島千加子編 の2冊を読んだ

贅沢貧乏はやはり茉莉らしいと思ったのだが
ぼやきと怒りのマリアは編集者である小島に宛てた20年間にもわたる愚痴の手紙だ。

私は何故 馬鹿丁寧に最後まで読んでしまったのだろうかと後悔した。

幼稚で図太くこれでもかというひつこさで愚痴とぼやきを小島に宛てていて
茉莉の本を新潮社から出したい小島は仕事とはいえ忍耐の一文字に尽きる。

誰にでも色々な面があるが媚びたり、人の迷惑を気にしないのは論外だ。
太宰が嫌いなのもそういった事かもしれない。

後味の悪さが残り すっかり興ざめしてしまった。

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ヘエー そうですか

 
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by BUNGARDEN | 2012-02-25 23:14

とあるサイトで、 さっそく作ってみる。

昨日はジュンク堂書店で10冊程買い込んだ。
薔薇の本、ガーデニングの本、まるごとオリーブ、アサガオBOOK、オーガニック手帳、
ナチュラルスタイルブック、そうそう最強お腹やせバイブルの本も・・ ヘヘ
それから京都・大原の古民家暮らしのちょっと気になるベニシアさんの 
ベニシアのハーブ便り 大人買いをしましたがストレス解消になりました。

今日は読む気満々!
縁側に打ち水をし、珈琲と冷茶を用意。(^。^)
全部読むのは やはり疲れます。
で、気分転換に2~3度 庭の見回りに。
黄色くなった葉をむしったり枝を剪定したり、ゆったりと過ごしました。
夕方から激しい雨になりましたが、草木にとっては恵の雨となったようです。

いずれBYJさんのお話もしたいと思いますが、今日偶然見つけたサイトで作ってみました。
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by BUNGARDEN | 2010-08-03 22:35 | Comments(0)

ゲリラ豪雨もおさまりました。

秋の夜長にお勧めの曲だけど 何故か聞きたくなりました。


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by BUNGARDEN | 2010-07-16 00:03